ヒフデュラは、主治医の判断のもと病院内での投与のほか、ご自宅などでの自己注射も検討いただけるお薬です。
ヒフデュラは、主治医の判断のもと病院内での投与のほか、ご自宅などでの自己注射も検討いただけるお薬です。
ヒフデュラ配合皮下注を適切かつ安全に自己注射するための手順とポイントを解説していますので是非ご視聴ください。
この自己注射ガイドをよくお読みいただき、少しでもわからないことや不安なことがありましたら、主治医もしくは看護師、薬剤師にご相談ください。
医療機関から必ず提供されるもの
※実際に渡される注射針はここに示したものと形状が異なる場合があります。
医療機関から任意で提供されるもの
※廃棄物は、医療機関の指示にしたがって廃棄してください。
必要に応じてご自身で用意していただくもの
1
使用するバイアルは、注射の15分以上前には、冷蔵庫から取り出し、室温に戻します。
バイアルに関するチェックポイントを確認します。
2
環境を整え、石けんなどで手を洗い、注射に必要な物品を並べます。
1
バイアルのキャップをはずし、ゴム栓をアルコール綿で消毒し、自然に乾燥させます。
2
バイアルアダプタをバイアルに取りつけます。
3
バイアルアダプタに注射筒を取りつけます(時計回り)。
4
バイアルを上に注射筒を下にし、プランジャーをゆっくり下に引き、薬液の全量を注射筒に移します。
5
注射筒内に大きな気泡がないことを確認します(多少、小さな気泡が残っていても問題ありません)。
6
プランジャー上部のゴム製リングの端が、6.0mL(注射筒の目盛り)程度になるまでプランジャーを押し進めます。
7
注射筒を上にして、バイアルアダプタから取りはずします(反時計回り)。
8
バイアルアダプタとバイアルはそのまま廃棄ボックスなどに廃棄します。
9
注射筒内に異物がないことを確認後、注射針を注射筒の先端に取りつけます。
10
ゆっくりとプランジャーを押して、気泡を注射針の針先から押し出し、針の先端まで薬液を移動させます。次に、プランジャー上部のゴム製リングの端が、5.6mL(注射筒の目盛り)に一致するまでプランジャーを押し進めます。
11
注射の準備ができました。
● 前回とは違う部位に注射してください。
● 赤みのある部位、傷や傷あと、あざ、痛みを感じる部位、硬い部位、ほくろのある部位などは避けてください。
● おへその周り5cm以内は避けてください。
記入例
前回と同じ部位への注射を避けるため、「自己注射チェックシート」などの注射部位記入欄に注射した部位と日付を記入しておきましょう。
自己注射チェックシートは「資材ダウンロード」ページからご覧いただけます。
1
注射部位をアルコール綿で消毒し、自然に乾燥させます。
2
針カバーをゆっくりと引っ張ってはずします。
3
利き手と反対の手で注射部位の皮膚を優しくつまみ、皮膚の「テント」を作ります。
● 皮膚の中に針が入る十分なスペースができるように「テント」を作ってください。
4
利き手で注射筒をもち、皮膚の「テント」の真ん中に注射針を45度~90度の角度※で優しく刺します。
※ 使用する注射針により刺す角度・深さが変わるため、医療機関での指導に従うようにしてください。
● 皮膚をつまむ方向と針を刺す方向を直線上にすると刺しやすいです。
5
利き手でプランジャーを一定の力でゆっくり押し、通常、30~90秒かけて薬液を全量注入します。
6
薬液を全量注入したことを確認した後に、皮膚をつまんでいた手をはなし、注射針を刺した角度と同じ角度で抜きます。
7
注射針と注射筒はそのまま廃棄ボックスなどに廃棄します。
補足事項 その他の注射筒の持ち方
注射針を刺す際の注射筒の持ち方、プランジャーの押し方、注射針を抜く際の注射筒の持ち方には、こちらの方法もあります。
廃棄ボックスなどに廃棄してください。
家庭ゴミとして廃棄してください。
全身のかゆみ、じんま疹、喉のかゆみ、ふらつき、ドキドキする、息苦しいなどの症状がみられることがあります。
注射部位が赤くなる、痛くなる、かゆくなる、発疹が出るなどの症状がみられることがあります。
頭痛
疲労
浮動性めまい
悪心、嘔吐
リンパ球数減少
好中球数増加
発疹
JP-VDJMG-24-00087(2024年3月作成)