ウィフガートの投与期間中の注意、副作用について

ウィフガートの投与期間中には、特に感染症に注意してください。​

特に注意すべき副作用

ウィフガートの投与により、免疫力が一時的に下がることがあります。
そのため、ウィフガートの投与期間中は特に感染症に注意してください。

以下のような症状がみられたら、すぐに医師にお知らせください。

 かぜのような症状
(発熱、のどの痛み、咳・痰、くしゃみ、鼻水)

腹痛、下痢

皮膚のチクチクする痛み、水ぶくれを伴う赤い発疹(帯状疱疹)​​

その他の副作用

その他、以下の副作用がおこることがあります。気になる症状があったり、不調を感じたりしたら、医師にご相談ください。

 頭痛

 浮動性めまい
(足元がふわふわする、まっすぐ歩きづらい、ふらつく)

 悪心・嘔吐
(気持ち悪い、 吐きそうになる、または吐いてしまう)

 疲労

 発疹
(赤くブツブツしている、赤くカサカサしている、赤く盛り上がっている)

● リンパ球数減少
● 好中球数増加

その他注意すべきこと

ワクチン接種を希望される場合は、ITP治療の担当医にご相談ください。
ワクチンの種類によって、感染症にかかるリスクが高くなる、ワクチンの効果が得られないなどの可能性があります。

ウィフガートによる治療中に、ご本人またはパートナーが妊娠している(妊娠の可能性ありを含む)ことが判明した場合は、ただちにITP治療の担当医にご相談ください。

他の診療科を受診する場合は、ウィフガートによる治療中であることを医師または薬剤師にお伝えください。

JP-VJITP-24-00014(2024年3月作成)